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2024-01-30（火）

ヘルパーベリーちゃんのお仕事☆奮闘記!Vol.138 　利用者様の転倒

さて今回は、利用者様の転倒についてお話ししていきたいと思います。



先日利用者様のご自宅を訪問するため玄関を開けると、なんと玄関先で倒れてしまっていました。意識はありましたが、いつ倒れてしまったのか、どのように倒れてしまったのかは覚えていませんでした。



冬の冷たい廊下にどのくらい倒れていたのかわかりませんが、かなり辛かった思います。失禁もあり服も濡れてしまった状態だったので早く起き上がらせなければと試みたのですが、脳梗塞で左半身が麻痺してしまっている男性です。左を下にして倒れていたためか痛みもあり、起き上がらせるのは大変でした。



痩せている方なので大丈夫だろう、と気楽に考えていたのですが、思っていたよりも重い!!笑
痩せているとはいうものの推定40キロ程の脱力している男性を床から持ち上げるのは想像以上に力がいるんですね!笑



共倒れで怪我をさせてしまうなど二次被害がないよう、そして自分も守れるよう慎重に起き上がらせることに成功し、無事にベットまで歩いてもらうことができました。



全身お着替えをする時に外傷の有無なども確認し、訪問看護の職員さんに連絡をとり、大きな怪我もなく良かったと思っていたのですが...



次の日あたりから私の左腰〜背中にかけてきました。
私に。
痛みが。笑



その時は大丈夫だと思っていても、後から来ることがあるんですね。職場で腰痛のプロの皆様に後から来るかもしれないから気をつけてと言われていたのに、起き上がらせるなんて一瞬の出来事で痛くなることはないだろうと余裕をかましていました。



この仕事に限らず介護職全般は腰を痛めてしまうことが多い職業です。施設であれば何人かで対応することができるのですが、在宅の場合ヘルパーはほとんど1人で入るのが基本です。1人で対応するしかないことは多いかもしれませんが、今回のように男性が倒れてしまった場合は1人で起き上がらせるのは危険が伴います。



自分が腰を痛めてしまうだけでなく、起き上がらせる過程で失敗してしまうと利用者様にそこで怪我をさせてしまうかもしれません。



無理そう..と感じたら1人で何とかしようとせず、お互いの安全のためにも応援を呼ぶことも大切だと学びました。



では、次回のヘルパーべりーちゃん介護奮闘記⭐︎もお楽しみに!