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2019-03-06(水)

簡単にできるお家の防災

災害対策グッズは数多く販売されていますがそういったものを買いそろえて対策をするのは大変ですね。今回ご紹介するのはまずは簡単にできる防災対策の豆知識です。高齢者だけの世帯やお一人暮らしも多いご利用者様たちに今日からでも始められる防災対策をご紹介したいと思います。

1.布団よりベッド
和室にお布団を敷いて寝るというお家も高齢者のお宅では多いですよね。ご自身がお休みになられている場所の周りを見渡してみてください。タンスや本棚など倒れてきそうなものはないですか?
こうした大きな家具が倒れてきた場合、お布団だと完全に下敷きになってしまいます。ですが、ベッドだとベッドの骨組みが大きな家具の支えになって斜めに寄りかかるような状態になり完全に体の上に乗らず空間が生まれます。実際の災害現場でもこうした空間によって命が助かった事例が何件もありました。
どうしてもお布団がいいという方はお布団を敷く向きなどを検討してみましょう。せめて頭の上に何かが降ってくるという状況を回避できれば助かる確率が上がります。

2.大きい家具の前には小さい家具を
ベッドと同じ原理ですが大きい家具の前に小さい家具があるとストッパーの役割を果たしてくれて完全に倒れるのを防げます。とあるお宅ではタンスの前に段ボール箱の中に百科事典を何冊も並べて入れて置いておいたらそれが支えになって倒れてこなかったという事もあったそうです。

3.レースのカーテンは常に閉めておく
地震の際は窓ガラスが割れて破片が飛び散るという危険があります。今や100円ショップでも窓ガラスに貼る飛散防止フィルムがあるのでこうした対策を取れればベストです。しかし、それが難しければカーテンをひいておくだけでもある程度ガラスの飛散を防ぐことができます。常にレースのカーテンを閉めておくという事だけでも立派な災害対策の一つになります。

4.お風呂の水は新しいお湯に変えるまでとっておく
実際に震災を体験した人たちの多くが地震の1日前に戻れるとしたら何をしておくかという質問に「お風呂の水をためておく」と回答したそうです。お風呂の水は断水してしまったときに生活用水としてとても有効に活用できます。お風呂に入った後、洗濯などの再利用の予定がなくても次にお湯を入れ替えるまでそのままとっておくよう習慣づけておくといいかもしれませんね。

今回ご紹介したことはお1人暮らしの高齢者の方でもすぐに取り組めることが多いのではないかと思います。いつ起きるか分からない災害。まずはできることから始めてみてはどうでしょうか。