トピックス | 東京都国分寺市の訪問介護【訪問介護本舗　さつき】

2020-03-07（土）

ウィルスの拡大を予防するとともに広げてはならないもの

今日本で、世界で、未知のウィルスが蔓延しつつあり、不安な日々をお過ごしかもしれません。
私たちは高齢者の方々と日々接することが仕事ですので、私たちが感染源とならないよう、出来る限りの予防策を模索し、やれることから始めています。
それでも、いつ、どこで、誰が、感染してもおかしくない状況にある今、「完璧」なんてことはないのだと思います。

そんな今だからこそ、ウィルスを広げないのと同時に私たちが広げてはならないものがあると思います。
不安、怒り、偏見、差別、嘘の情報などあらゆる負の連鎖も蔓延しつつあることもまた事実だと感じています。こうした負の感情や誤った情報などが広がればウィルス以上に私たちの生活に影響を及ぼしていく事になると思います。
だからこそ、こうした負の連鎖を広げないことも意識して行っていくべきことの一つなのではないかなと思います。

私も含めたいていの人の場合、人が人に優しくできる時は自分自身の心に余裕を持てている時だと思っています。自分の中に不安や焦りが渦巻いて心を占拠しているようなときは人にやさしくなんて出来ないと思います。不安や焦りや怒りなどの感情もあって当然ですがそれだけに心を占拠されないようにすれば、人に思いやりを持って接することができ、そしてそれは優しさの連鎖になっていくのではないでしょうか。
心に少しだけ余裕を持てるよう、自分が見るもの、聞くもの、触れるもの、食べるものなどの中に何か一つでも「好きなもの」や「癒されるもの」を取り入れることでちょっとした親切ができるだけの心の余裕が生まれる気がします。

この写真はとある利用者さんのお家のお庭に咲いていたお花たちです。撮った写真を利用者さんに見せると「上手に撮れてるね」と褒めて頂きました。
これを見た方がほんの少しでもいいなとか、癒されるなとか思ってもらえたら嬉しいなと思い、ここに載せます。

今の現状が早く収束してほしいと願うばかりですね。