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2022-02-19(土)

認知症ともの忘れの違いについて

サービス提供をさせていただいていると時折耳にする
「自分は認知症かも?どう思う??」といったお話。

「もの忘れ」と「認知症」では大きく異なるのですが、なかなか自分で自覚というのは難しいだろうと思います。
自分でもまだ40歳ですが物忘れをすると不安に感じることがよくあります。

認知症も早期発見がとても大事で、認知症の恐れがあるなら早めの受診をおすすめしたいのですが、あまり不安に感じすぎても良くないですよね。

わたしの母は65歳でアルツハイマー型認知症と診断され、診断されるまでの雰囲気や今現在の様子などを見ていてやはり通常の物忘れとは違うと強く感じており、

先日河内長野市の広報に「認知症について正しく理解しましょう!」といったリーフレットがはさまれていたのでそちらも参考にさせていただきながら、少しだけ「物忘れ」「認知症」の違いに触れてみたいと思います。

【認知症】と加齢による【もの忘れ】の違い

上の画像の方がわかりやすいかもしれませんが、

認知症 → 体験の全体を忘れる(食事したこと自体を忘れる)
もの忘れ → 体験の一部を忘れる(食事の内容を忘れる)

認知症 → ヒントを与えられても思い出せない
もの忘れ → ヒントを与えられると思い出だす

認知症 → もの忘れの自覚に乏しい(誰かに盗られたと思い込むときがある)
もの忘れ → 物忘れを自覚している

認知症 → 時間や場所などの見当がつかない(季節ですらよくわからないときがある)
もの忘れ → 時間や場所などの見当がつく(日付や曜日を間違う程度)

認知症 → 日常生活に支障がある
もの忘れ → 日常生活に支障はない


【認知症】にも種類がある

認知症とひとくちに言っても種類があります。
詳しい内容については割愛しますが、

アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症・レビー小体型認知症認知症・前頭側頭型認知症(ピック病)など
それぞれの認知症により症状や治療法も異なります。

認知症かも。。。と心配な方は医師の診断を受け適切な治療を少しでも早く受けるのが良いと思います。

また、ご家族様に認知症の疑いがある場合も少しでも早く病気を知り、お互いがストレスフリーに生活できるよう、認知症の方との接し方について検討されることをおすすめします。

最初は戸惑うかもしれませんし、怒ったり喧嘩になったりするときもあると思います。
少しでも症状・病気であり本人もとても不安で困っていることを知ることでそういったことも減るはずです。

最近では書籍で「認知症世界の歩き方」といった本も出ているので、そういったものも認知症の方の気持ちに寄りそうのにとても役立ちそうです。