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2021-01-15(金)

ヘルパーベリーちゃんのお仕事☆奮闘記!vol.11 冬の寒さが利用者様に及ぼす影響

毎日寒い日が続きますね。

冬と言えばお餅!…ということもあり最近利用者様のお宅で「お餅」を見かけることが多くなりました。
お餅を見るたびに「本当に気を付けて召し上がってくださいね!」

としつこいくらいお声掛けしてしまいます(笑)

ストーブに関しても消し忘れが怖いので、同じように

「外出するときは必ず消してくださいね」

とお声掛けすることも癖になってしまっているヘルパーベリーちゃんです(‘ω’)



さて今回のテーマは「冬の寒さが利用者様に及ぼす影響」についてです。



寒くなってくると利用者様から良く聞かれるのが、

「寒くて外に出たくない」

「寒いから体のあちこちが痛い」

ということです。



その気持ちは痛いほどよく分かります。
確かに寒いと布団から出る事すら億劫になってしまいがちですよね。
私も極度の冷え性なので、寒いのはとても苦手です。(長野の極寒山育ちですが…(笑))

普段は買い物や散歩などで外に出ている利用者様も、冬になると意欲が低下してなかなか外に出られなくなってしまうことが多いようです。今は寒いだけでなく、コロナも流行しているので余計に外に出るのが嫌になってしまうこともありますよね。
確かにこの時期無理して外に出る必要はないかもしれません。

しかし健康のために歩いたり買い物に行っている方にとって、それはある種のリハビリでもあります。外出する機会が減ってしまったことで、歩きにくさを感じている利用者様もいらっしゃいます。

歩かないことで筋力が低下してしまう、座りっぱなしでいることで血行が悪くなるなどの原因が考えられますが、この時期に無理して外出して風邪をひいてしまうリスクを考えると…とても難しい所ですよね。
また、冬の寒さは利用者様の体の痛みを増長させてしまう恐れもあります。血行が悪くなることで筋肉が固まってしまい、それが原因で体のさまざまな部位に痛みが出てしまうなど…。節々の痛みも、冬に外出したくない、できなくなってしまう原因の1つでもあります。

それだけではなく、お風呂上りなどにヒートショックを起こしてしまったら…命の危険にさらされてしまうこともあるのです。冬の寒さは侮れません。

そんな利用者様に対して、訪問ヘルパーにできることは何なのか、私なりに色々と考えながら支援しています。外出する機会が減ってしまい、寂しさや不安を感じている方とは、いつも以上に楽しい話をしながらコミュニケーションをとるように心がけています。
誰かと楽しくお喋りすることは、気分転換にもなりますよね。利用者様の話を傾聴し気持ちに寄り添うことで

「自分のことを少しでも分かってくれている」

と利用者様に安心していただけたら良いなと思っています。


また体の節々に痛みを感じてしまっている方の場合には、歩行の様子などを注意深く観察して記録に残すよう心がけています。冷えが原因で足腰に痛みがある場合、歩行が安定せずに転倒のリスクもあるので注意が必要なのです。利用者様の様子の変化にいち早く気付き記録に残しておくことが、プランを見直したりリスクマネジメントをしたりする上でもとても重要になってきます。

まだまだ寒い日は続きそうですが、利用者様にはくれぐれも体調に気を付けながら冬を越してほしいと切実に願っております!

早く過ごしやすい春がきて、コロナも終息に向かってくれることを祈るばかりです。



では、次回のヘルパーベリーちゃん介護奮闘記☆もお楽しみに!