トピックス | 東京都国分寺市の訪問介護【訪問介護本舗 さつき】

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2021-01-19(火)

ヘルパーベリーちゃんのお仕事☆奮闘記!vol.12 頑張り過ぎない介護について

先日東京でもついに初雪が観測されましたね!訪問介護では自転車で利用者様のご自宅へ向かうので、万全な防寒対策をしながら向かうように心がけています。コロナでなかなか会えない母からホッカイロ一箱分(240個)が送られてきたので、それを全身に貼りながら気合を入れて支援に向かっています♪…コロナのせいで旦那が毎日家にいるので、なるべく外で仕事がしたいという思いがより強いのかもしれません…!(笑)



さて今回は、がんばりすぎない介護についてお話していきたいと思います。



私が支援している利用者様の中に、奥様が認知症を患っている方がいらっしゃいます。今奥様は特別養護老人ホームに入居されましたが、それまでは1人で奥様の介護を頑張っていました。その結果利用者様ご自身が心身ともに疲れてしまい、限界を感じてしまったそうです。



認知症の方の介護を1人でする、というのは並大抵の事ではありません。もちろん、認知症によりどのような症状が出ているのかには個人差があります。それでも今までとは違う奥様の姿を見ながら介護を頑張り続けている中で、複雑な感情に苛まれてしまうこともあるでしょう。



また以前私が支援していた利用者様の娘さんは「自分の両親の介護を頑張らないといけない」という思いが強く、頑張りすぎた結果ご自身が体調を崩してしまう、ということがありました。それが直接的な原因かは分かりませんが、ご両親の事を心配し一生懸命に介護をするあまりに、疲れ果ててしまっている姿は私にも見てとれました。



大切な家族だからこそ自分が頑張って介護しなければならない、と思うことはもちろん悪いことではありません。長年連れ添ってきた夫婦だったり、育ててもらった両親だったり…家族への愛情があるからこそ、自分がやらなければならないと強く思うことはとても素晴らしいことです。



しかし、自分一人で、ご家族だけで頑張りすぎることが正しいとは言い切れません。介護のストレスで介護者が体調を崩してしまっては、生活が立ち行かなくなってしまうからです。



「自分のせいで家族が大変な思いをしている。申し訳ない。」と仰っている利用者様もいらっしゃいます。家族にすべて面倒を見てほしいと感じている方よりも、なるべく負担をかけたくないと考えている優しい利用者様は多いんですよね。あくまでも私の意見になってしまうのですが「がんばりすぎている介護」は、利用者様にとってもご家族の方にとっても、負担が大きくなってしまうこともあるんじゃないかな…と、感じてしまうことがあります。



だからこそ、介護を頑張りすぎてしまっているご家族の方には、ぜひ私たちを頼ってほしいのです。



介護をほかの誰かに任せることに罪悪感を感じてしまう方もいらっしゃるようですが、私たちは基本的に、決まった時間にケアプランにそった支援をすることしかできないんですよね。なので、私たちに任せられるところは任せてもらって、ご家族にはご家族にしかできないことが、きっとあると思います。利用者様と楽しく昔話をしたり、気分転換に散歩に出かけたり…。ご家族の方が心に余裕をもって利用者様との時間が持つことができるように、力になれたら良いなあと考えています。



利用者様にもご家族の方にも、安心して頼ってもらえるヘルパーベリーちゃんになれるよう、日々の支援を精一杯頑張らせていただきますね!



では、次回のヘルパーベリーちゃん介護奮闘記☆もお楽しみに♪