2021-01-27(水)
ヘルパーベリーちゃんのお仕事☆奮闘記!vol.13 前向きにデイサービスに行ってもらうために
毎日寒いですが、利用者様から
「寒いけど頑張ってね」
「寒い中本当にご苦労様」
などと、ねぎらいの言葉をかけてもらうことも多く、そのたびに心があったまります♪
先週29歳の誕生日を迎えてしまったのですが、
「まだまだ若いわよ!」
なんて利用者様から言われて今日もご機嫌なヘルパーベリーちゃんです♪(笑)
さて今回は、私が少し苦戦してしまっている、デイサービスへ行くことへの拒否が強い利用者様についてのお話です。
以前トピックスにも書かせていただきましたが、朝の支援で『デイサービスへの送り出し』というものがあります。
「デイサービスに行くことが大好き!」
「デイサービスこそ生きがい!」
と感じていらっしゃる利用者様もいますが、そういった方ばかりではありません。デイサービスがあまり好きではない、その日の気分によっては行きたくない、という思いが強い方もいらっしゃいます。
確かに今はコロナが流行していることもあり、不安で行きたくないという気持ちも理解できるんですが…。認知症を患っていながらの一人暮らしを心配しているご家族の方はたくさんいらっしゃいますし、認知症の方が一日家で一人きりで過ごすというのは、私たちにしてみてもとても心配です。
ご自宅では昼食も用意されていませんし、1人で外出されてしまう可能性もあります。
だからこそどうしてもデイサービスに行ってほしいと考えてはいるのですが、訪問時に拒否が強く行ってもらえない日がありました。
これは私の力不足…本当に申し訳ないと思っています。
私たちは嫌がっている利用者様を無理やり外に連れ出すことは出来ませんが、上手く気持ちを切り替えることは出来るんです。
例えば利用者様に拒否をされたら、少し話を逸らしてからもう一度聞いてみるのも良い方法ですし、ご家族から行ってほしいとお願いされている、などの言葉かけで行く気になる方もいらっしゃいます。
また寒い時期にはとりあえずコートを着てもらうことで、デイサービスに行くスイッチが入ることもあります。そのためなるべく早い段階でコートを着てもらってみたり、その方のその日の状況に合わせていろいろと試してみることが良い方法だと考えています。ただ、その日はそれでうまくいっても次の時にはダメだったり…前回ダメだった方法が今回は上手くいったり、状況や気分はその日毎に違うので、とにかく色々試してみるしかない、というのも難しい所です。
その方は
「今日は来客があるから…」
と言ってデイサービスを拒否されることが多いのですが、実際に誰かが来られるわけではありません。それでもその方にとって「来客がある」ということは事実として認識されていて、それを否定してしまうと不安や不信感につながり、余計にヘルパーのことを信頼してくださいません。
「今はコロナが流行っているから来られないと思います。」
「お客さんが来る前に帰ってきましょう!」
など、利用者様に安心していただくためのお声掛けを意識するようにしています。嫌々デイサービスに行っていただくのではなく、前向きな気持ちで向かってもらえたら私たちも嬉しいです♪
最近は試行錯誤しながらもデイサービスに行ってもらえるようになりましたが、拒否が強かった時のために外で管理者さんが待機してくれています。寒い中本当に申し訳ないのですが、とても手厚いサポート、助かります…!
認知症の方はその日によって波があることも多いのですが、どんな状況でも前向きにデイサービスに行ってもらえるよう、色々なことを試しながら支援にあたっていきたいと思っています!
では、次回のヘルパーベリーちゃんの介護奮闘記☆も
お楽しみに(*^-^*)☆