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2021-02-24(水)

ヘルパーベリーちゃんのお仕事☆奮闘記!vol.17 利用者様の居住環境について

先日また東北を震源とした大きな地震がありましたね。
結構揺れが大きかったので私も驚きましたが、地震があるたびに色々と備えておかなければならないことを改めて思い知らされます。

先日の地震の後に訪問させていただいた利用者様なのですが、物置部屋の荷物が崩れ落ちていました。本や1リットルのペットボトル、カメラの三脚など、かなり重い物も落ちてしまっていたんですよね。地震が夜中だったこともありその方は寝ていた為怪我はなかったのですが、もし地震が起きたときに利用者様がこの部屋にいたら…
大きな怪我を負ってしまっていた可能性もあります。

何事もなくて良かったのですが、また地震があったときに崩れてしまわないよう、特に重いものは上に置かないようにして片付けを行いました。



また、この地震が起きたときに心配だったのは、家中に本が積まれている中で暮らしていらっしゃる利用者様のことです。その方は本に囲まれて寝ているので、地震でそれが崩れたら怪我をしてしまうリスクはかなり高いと思われます。

片麻痺ということもあり、思うように身動きが取れなくなってしまったら…命の危険にさらされてしまうかもしれません。

このあたりでは震度3程度の地震でしたが、万が一の大きな災害に備えて利用者様の居住環境を整えておく必要があると感じさせられました。
今回はどの利用者様にも怪我などはありませんでしたが、何か起こってしまってからでは遅いですよね。

私たち訪問ヘルパーは、大掃除や模様替えなどをすることは出来ません。そのため毎週の支援で少しずつ、利用者様が安全に暮らせるような環境になるよう改善していく必要があると思っています。

家に本が積み重なっている利用者様に関しては、毎回の支援で少しずつ不要になった本をまとめて回収日に捨てていただく、ということも支援の1つとして行っています。

普段から防災に対する意識を高めてもらうことも、何かあったとき利用者様ご自身で身を守るためには必要なことですよね。
私たちは利用者様といつも一緒にいられるわけではないので、その方が1人でも安全に暮らせるような支援を心掛けていかなければなりません。

今回の地震で不安を感じてしまった利用者様はたくさんいらっしゃいました。居住環境を整えることは利用者様の身の安全を守るだけでなく、不安を軽減することにも繋がります。そのことを念頭に置きながら、日々の支援を精一杯していきたいと思っています☆

では、次回のヘルパーベリーちゃん介護奮闘記☆もお楽しみに!