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2021-03-30(火)

ヘルパーベリーちゃんのお仕事☆奮闘記!vol.23 初めての救急要請!

自転車での移動中、綺麗に咲いた桜を目にすることが多くなりました♪
暖かい日も増えて、本格的な春の訪れを感じているヘルパーベリーちゃんです。

さて今回は、緊急時の対応について書いていきたいと思います!
先日、いつも通りの時間に利用者様のお宅に支援のためお邪魔したところ、ドアを開けたあと利用者様が玄関に座り込み、意識を失ってしまうということがありました。


すぐに事務所に連絡をして救急車を要請してもらいましたが、その方を寝かせてしばらくお声かけしていると意識を取り戻し、病院で検査をしたあと幸にもすぐに自宅に戻ることができたそうです。



今回は命に関わることではなかったこと、利用者様がドアを開けだ後倒れたこと、事務所からケアマネさん、ご家族にすぐ連絡がついたことなど、すべての対応がスムーズに行ったように思います。



それでも私にとってははじめての経験で、緊急時にどうしたら良いか頭ではわかっているつもりでも、いざ目の前でそれがおこるとショックでしたし不安もありました。

今回の経験を経て学んだことは、利用者様の倒れた状況だけでなく普段の様子を知っておくこと、緊急時の対応を頭にしっかりと入れておくことはとても大切だと言うことです!
到着した救急隊員の方に聞かれたのはどのように倒れたのかだけでなく、前回までの支援で変わりはなかったのか,
その方の誕生日や年齢、既往歴や飲んでいるお薬など、、、。
ご家族の連絡先やケアマネさんの連絡先までとてもたくさんのことを聞かれましたが、これらの情報は利用者様の記録ファイルに記載されているためとても助かりましたし、スムーズに答えることができたように思えます。

またお部屋を出て行く時に火の元や戸締りを確認するのですが、鍵がどこにあるかわからず探すのに少し手間取ってしまいました。利用者様の意識が戻っていたためお聞きしながら探すことができ無事鍵も見つかったのですが、鍵やお薬手帳などの大切なものをどこに置いているのか、把握しておくことも大切だと感じさせられました。



高齢者の方の身には、いつ何がおこるかわかりません。
今回の方の場合はすぐに救急車を呼びましたが、一度意識がなくなって倒れたとしても、その後すぐに回復した場合、救急車を呼ぶかというその判断も非常に難しいところです。利用者様の具合が悪くなった時、ご家族が同居していたり近くに住んでいたりするようであればその後の様子をご家族に注意して見ていてもらうという対応もできますよね。でもお1人暮らしの場合、ヘルパーが帰った後また具合が悪くなったらと思うとためらわず、呼んだ方がいいかもしれません。また、既往歴をしっかりと把握しておくことも大切で今までかかった病気次第ではすぐに意識が戻っても救急車を呼んだ方がいい場合もあります。

緊急時の対応は、その時の状況だけでなく既往歴や生活環境などで変わってきます。私たちヘルパーにできることは、とにかく利用者様のことをしっかりと把握しておく、ということです。
それが緊急時に冷静な対応ができるかどうかに繋がってきます。



今回の方は今もご自宅で一人暮らしをされていますが、やはり倒れたことがショックで不安が大きくなってしまっているご様子です。

今後は利用者様の不安を少しでも軽減できるようにお話をしたり、支援内容を相談したりしながら、今の生活を安心して維持していくにはどうしたら良いのか、考えていきたいと思っています。

そして最後に思うのは、その方とまた一緒にお話ししながら笑うことができて良かったということ!ご縁がありヘルパーとして出会えた利用者様には、いつまでも元気でいてほしいな...と改めて考えさせられる出来事でした。


では、次回のヘルパーベリーちゃんもお楽しみに♪