トピックス | 東京都国分寺市の訪問介護【訪問介護本舗　さつき】

2021-05-03（月）

ヘルパーベリーちゃんのお仕事☆奮闘記!vol.29　お買い物支援について

4月の25日から、3度目の緊急事態宣言が発令されてしまい、我慢のゴールデンウィークとなってしまいました。
スーパーなど必要最低限の外出しか出来ず、不安が大きくなったりストレスが溜まってしまう方も多いかもしれません。辛い時期ですがなんとか乗り切りたいものですね!

さて今回は、利用者様のお買い物の支援についてお話ししていきたいと思います。私たちは買い物同行(利用者様と一緒に買い物に行く)や、買い物代行(頼まれたものをヘルパーが買いに行く)といった支援も行っています。
歳を重ねるにつれ、重い物を持つのが大変になってしまったり、スーパーまで歩くことが難しかったりなどさまざまな理由でヘルパーにお買い物を頼む利用者様は少なくありません。お買い物で頼まれるのはほとんど日用品、食料品ばかりですが、稀に肌着などの洋服を頼まれる方もいらっしゃいます。
これはセンスが問われるので非常に難しいのですが、選んだものを着てくださっている利用者様をみると嬉しくなりますね♪
また利用者様のこだわり(豆腐であれば絹なのか木綿なのか、パンは何枚切りが良いのかなど)買い物に行く前に細かく確認する必要があります。

買い物代行では利用者様が買ってきて欲しいものをメモしてくださることがほとんどですが、中には美味しそうなものを買ってきて欲しい、いつもと違ったものが食べたいなどと仰る方もいらっしゃいます。
例えばお金をご家族が管理している場合、一度の買い物で使える金額も決まっているので、その中でうまくやりくりして利用者さんが希望されたもの、また絶対に必要なものを購入しなくてはなりません。だからこそ絶対に希望されたものを全て買えるわけではありませんし、栄養状態なども考えて買い物をすることが大切になってきます。

私が訪問している利用者様は、買い物代行でいつも同じもの(パン、牛乳、ヨーグルトなど)を頼まれていました。これでは栄養状態が懸念されますよね。
そのため今は一人分のパウチのお惣菜なども売られていますよ、と提案して、試しに購入してみました。利用者様も気に入ってくれたようで、積極的にお野菜メインのお惣菜を召し上がってくれています。

普段買い物に行けないと何を買ったらいいのか、何が売っているのか分からないこともあります。今は便利な一人用のお総菜なども豊富ですが、そのことを知らなかったり使ったことがないと選択肢の幅が広がりません。そのため私たちがその選択肢を提案して知ってもらったり試してもらって気に入ってもらえたら食事のバリエーションも豊かになっていきます。

そのためにも、普段からスーパーなどでどんなものが売っているのか、時には自分でも試してみたりして、何を召し上がっていただいたら良いのか、好みや栄養バランスを考えながらお買い物代行の支援を行っていきたいと思います!

では、次回のヘルパーべりーちゃん介護奮闘記⭐︎もお楽しみに。