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2021-12-13(月)

ヘルパーベリーちゃんのお仕事☆奮闘記!vol56 立ち上がりの介助

今年も残すところ1ヶ月を切りましたね。12月はクリスマスやお正月、楽しい行事がたくさんあるからこそ、体調には充分注意して(特に飲みすぎないように)していきたいと思っています‼︎
(先週末に飲みすぎて一晩中吐いていたので反省中です。笑)



さて今回は、利用者様の立ち上がりの介助についてお話ししていきたいと思います。
先日トピックスでパーキンソン病の方についてお話ししましたが、今週その方の支援に入った際にトイレの近くで座り込み、立てなくなってしまっていました。幸い転んだわけではなく力が抜けてしまったようで怪我などはありませんでしたが、お一人で立つことは難しいためヘルパーが来るのを待っていたようです。
後ろから抱き上げるような形で立ち上がることができましたが、今までもトイレなどに行こうとして途中で転んだり座り込んでしまったりということが何度かありました。

床に座ってしまった場合、その状態から立っていただくにはどうしたら良いのか、ヘルパーや利用者様にとって安全な方法を考えなくてはなりません。
利用者様を抱き抱えるのは力がいりますし、腰に負担がかかってしまうこともあります。ヘルパーと利用者様が一緒に倒れてしまうなどのリスクも考えられますよね。今は幸いにも大きなけがにつながっていませんが、何度も転倒を繰り返せば足の骨を折ったり頭を打ったり大きなけがや最悪の場合命の危険もあります。

なるべく一人の時間帯に安全に移動が出来るよう歩行器を使ったり、歩く距離を短くするためにポータブルトイレを設置する等対策はいろんな方法もありますが、それでも転倒したり床に座り込んだりしてしまうことはあると思います。
そして何より、ご自身がその必要性に納得していなければなりませんが、ご本人はまだ自分は大丈夫、そういったものを使うほどではないと思っていらっしゃるようでケアマネさんからそういった福祉用具を提案されていますが受け入れられていません。
ここが本当に難しい所です。身体的には元気だった時と比べ客観的に見たら弱くなって転倒のリスクが高まっていると思われていても、ご本人はまだ元気だった時の感覚のままであるということはよくあります。今の自分の状況を受け入れるには時間が必要なんですよね。
今、私たちヘルパーに出来ることは、訪問時に座り込んでいた場合、近くに車椅子などを持ってきて掴まって立ち上がるのを後ろから介助するなど、どのヘルパーが入っても安全に介助できるような方法を考えることかなと思います。

まだ支援が始まったばかりの利用者様ですし、その日の体調によっても出来ること、出来ないことが違ってくるかもしれません。

利用者様やご家族、他職種の方とも連携をとりながら、その方にとって安心、安全な介助方法を模索していきたいです!

では、次回のヘルパーべりーちゃん介護奮闘記⭐︎もお楽しみに!