2022-02-14(月)
ヘルパーベリーちゃんのお仕事☆奮闘記!vol.64 生活のリズムを整える!
突然ですが、うちの旦那の話をします。
うちの旦那は仕事がお休みの日は、朝遅く起きてきたりお腹が空いた時間に気ままにご飯を食べたりしています。ほぼ本能に従って生きています。笑
もちろんお休みの日にどんな過ごし方をしようが本人の自由ですが、生活リズムを整えておく、ということはとても大切なことですよね!
私が訪問している認知症の利用者様ですが、生活リズムが崩れてきてしまい、家での生活が心配になってきた方がいらっしゃいます。
朝は大体同じ時間に起きられているようですが、朝昼晩、決まった時間にご飯を食べられていないようです。
お腹が空いたら食べる、という生活を送っているのですが、ほとんど家から出ない生活なのでお腹もそんなに空きませんよね。しかも以前はリビングで食事を摂っていらっしゃいましたが、そこまで行くのが面倒なのか2階の寝室に食べ物を置いてそこで食べていらっしゃるご様子もあります。
体のために決められた時間に食事を摂るということができていない状態のためお薬をきちんと飲むことができなくなるということも考えられます。
また、入浴や着替えもできておらず、めんどくさい、出かけないから着替えなくても良いという状態が続いているので、支援も難航している状態です。この状態が続けば生活がどんどん乱れ、昼夜逆転してしまったりして認知症もどんどん進んでしまうのではないかと心配です。
私たちは昼間に仕事をしたり、いろいろな用事があるからこそなるべく生活リズムを整えようと思うことができます。しかし一日中家にいて人と会う用事や仕事などがない場合、自分で生活リズムを整えるのは難しいことなのかもしれませんね。生活リズムを崩さないためにも、昼は活動的になりデイサービスに通ったり、家事などをするということが大切になってきます。
支援に入らせていただく際には、一緒に家事をしたり買い物に行ったりするようにしていますが、私たちができること、支援に入れる時間は限られています。
生活リズムを整えるためにも、今後デイサービスを提案してみたり、支援を増やしてみたり...考えること、私たちにできることは色々とあるのではないかと思います。
もちろん私だけでなくご家族の方の考えや他職種との連携が必要不可欠になってきますが、今現在の利用者様の状況を伝えられるのは実際に支援に入っているヘルパーです。
この先利用者様に必要な支援はなんなのか、しっかりと見極めていきたいと思っています。
では、次回のヘルパーベリーちゃん介護奮闘記⭐︎もお楽しみに!