2022-11-30(水)
ヘルパーベリーちゃんのお仕事☆奮闘記!Vol.96 ひきこもりがちなご利用者様
今年も残すところ一ヶ月あまりとなりました。紅葉もそろそろ終わりを迎え、残すイベントはクリスマスと年末(と大掃除)♡笑
寒いのは大嫌いですが、今年最後の2大イベントは楽しみです(((o(*゚▽゚*)o)))
さて今回は、引きこもりがちな利用者様についてお話ししていきたいと思います。
この方は認知症を患っているのですが、やる気がない、何もしたくないという思いがかなり強くなってしまい、家から出ることがほとんどなくなってしまいました。
ベッドからでることも一苦労で、一日中パジャマを着て寝ていることがほとんどです。雨戸も開けず、昼間から真っ暗い部屋でテレビをつけて寝ているため、最近は昼夜の区別も難しくなってしまっています。
私が昼頃に訪問しても、
「これからもう夕飯を食べて寝ます!」
「こんな遅い時間になんですか!」
と怒られてしまうこともよくあります(TT)
ご本人の中ではなんでも一人でできている、と思い込んでいるため、なぜヘルパーが家に来ているのか、必要性も感じられないようです。
入浴や歯磨き等の清潔ケアをご自身ですることも難しく、ヘルパーに対しても全力で拒否!なので支援がなかなか進みません。
お着替えや爪切りで支援が終わってしまうこともありますし、本当に気分が悪い時には数分で追い返されてしまうこともあります。このままだと生活リズムも乱れて
寝たきりになってしまったり、無気力が続いて鬱状態になるリスクも高いですよね。
しかしそれでも、拒否が強い方に対して無理やり支援をすることはできません。
(命に関わる問題であれば別だと思いますが(*_*))
言い合いになってしまったり、暴力的になってしまったりすると、家に入ることすらできなくなってしまうからです。
認知症の症状や進行にはもちろん個人差があるのは当然ですが、私が今訪問している利用者様の中では難しい方なので、四苦八苦しています。
ただ関係性は悪くはないので、調子がいい時には一緒にお掃除やお買い物に行けたりもします。最近外に出たいと思えない、楽しいことが何もないと相談されることもあります。毎日楽しいことがなくて気分が塞いでしまっているのは、本当に辛いことですよね。
少しの間だけでも、その方が楽しいと思えたり、前向きな気持ちになれるお手伝いができるように、支援を積み重ねていこうと思います。
それでは、次回のヘルパーベリーちゃんお仕事☆奮闘記!もお楽しみに