2022-12-09(金)
ヘルパーベリーちゃんのお仕事☆奮闘記!Vol.97 認知症の方の底力!
12月に入り、気温が一気に下がりましたね。自転車で風に当たるのもかなり寒くなってきましたが、体調には十分気をつけながらこれからくる冬を乗り切りたいと思っています。
さて今回は、認知症の方の底力についてお話ししていきたいと思います!
認知症を患っている方の場合、それにより色々な症状が出てきます。時には、性格が変わってしまう場合もあります。
今回私が新しく入ることになった利用者様は、90後半で認知症を患っている利用者様です。普段は娘様と二人暮らしをされている方で、主に排泄の介助を行なっています。
ところが支援の最中に、ひっかいたりつねったりされてしまうんですね。笑
他人に介助されるのが嫌なのか、不快な思いをさせてしまっているのか...
言葉がないので分かりませんが、何か不満があることは確かなようです。笑
何を考えているのかは想像でしか分かりませんが、きっと伝えたいことがあっての
その方なりのコミュニケーションなんだと思います。ただその力が思ったよりも強くて、この細い腕のどこにそんな力が!?と正直驚いてしまいます。
(認知症の方が攻撃的になってしまうのは珍しいことではいので、辛いとか嫌だとかは一切思いません( ̄∇ ̄)!!)
またこの方に限らず、体力や筋力がかなり衰えていると思われる認知症の方が、何時間もかけて数キロ歩いたところで保護される、といったこともあります。
今年も真夏の暑い時期に、五時間くらい歩き続けて保護されたという方もいました。普段はほとんど家の近所しか出歩かない方なので、どこにそんな体力が...!と驚かされました。
利用者様の病歴や普段の様子を把握しておくとは大切ですが、それだけを見てこんなことはできないだろう、まさかそこまでいけないだろう、などと思い込んでしまうのは危険だなと感じています。
認知症の方は思ってもいないような力を発揮されることもあります。そのことをしっかりと念頭におきながら、その方の安全、安心を守って行きたいと思います。
では、次回のヘルパーべりーちゃん介護奮闘記⭐︎もお楽しみに!