2023-01-16(月)
ヘルパーベリーちゃんのお仕事☆奮闘記!Vol.100 お薬について
自転車で利用者様の家に行く際、雨が降らないのはとてもありがたいことなのですが、乾燥した空気でお肌がボロボロです笑
早く春になって欲しい、なんならもう夏でいいと毎日考えながら自転車を漕いでいるヘルパーべりーちゃんです(TT)
さて今回は、お薬の管理についてお話ししていきたいと思います。
利用者様の家で掃除機をかけているとき、お薬が落ちているのを見つけることがあります。
しっかりとお薬が管理できている、と思っている方でも、飲み間違いや飲み忘れをしてしまってることも考えられますよね。
以前私が支援をしていた利用者様で、末期の癌を患っている方がいらっしゃいました。
痛み止めなどたくさんのお薬を処方されていましたが、用法、容量を守って飲むことができず、妄想や幻覚がひどくなってしまったというケースがありました。
お薬は正しく飲まなければ重篤な副作用が出てしまったり、時には命の危険に晒されてしまうということも考えられます。
日付や曜日、時間感覚のある方だと、お薬カレンダーやお薬ボックスなどを利用することができますよね。しかし認知症などの病気を患っていてお薬の管理が難しい場合は、私たちが訪問した時間にお薬を飲んでいただいたり、空袋からお薬がきちんと飲めたか確認したりしています。
また嚥下機能の低下により錠剤を飲むことが難しくなっている方の場合は、お薬をゼリーに混ぜるなどその方に合った工夫をしながら飲んでいただかなければなりません。
私もこのお仕事をするまではお薬のことは軽く考えていて、処方された薬を飲んだり飲まなかったり、思い出した時に飲めば良いか、くらいの感覚でした。
私がお薬を飲むのは風邪の時くらいだったので大した影響はありませんでしたが、持病のある利用者様の場合は違います。
末期の癌患者様の、いわゆるオーバードラックを見て、本当にお薬は怖いものだと思いました。それと同時に、きちんと飲めば体を楽にしてくれたり生活を助けてくれたりする大切なものだとも感じました。
お薬がきちんと飲めていなかったり、利用者様ご自身が管理するのが難しかったりする場合には、すぐに対応策を探していきたいと思っています。
次回のヘルパーベリーちゃん介護奮闘記☆もお楽しみに!