2023-03-07(火)
ヘルパーベリーちゃんのお仕事☆奮闘記!Vol.107 お洗濯について
最近、娘と一緒にTikTokたるものを真剣に見てみました♡最近ダイエットと称してジャンボリーミッキーや恋ダンス(今更)を踊っているのですが、TikTokのダンスは30代がしてはいけない動きのような気がして、すぐに心が折れました 笑
それでも時代に乗り遅れないよう、新しいものを取り入れていこうと感じている今日この頃のヘルパーベリーちゃんです⭐︎笑
さて今回は、利用者様のお洗濯事情についてお話ししていきたいと思います。
高齢の方の場合、洗濯機の使い方がわからない、洗濯を干すのに手が上がらない、畳んだり収納したりするのが難しい、体が思うように動かない、億劫...などの理由から、洗濯をするのがとても大変になってきてしまいます。
今は洗濯機が勝手に洗ってくれるので、洗濯板で洗っていた経験のある利用者様からしてみたらとても便利になったとのことですが、それでもやっぱり身体が動かなくなってくると、洗濯をするのは大変ですよね。
ご自身で干すことが難しい方の場合、私たちがお手伝いさせていただいています。洗濯にもこだわりがある方も多く、こういうふうに干して欲しいなどの要望にも、出来る限り対応するように心がけています。
しかし大変なのは、洗濯の必要を感じていない利用者様です。
汚れてないから大丈夫、めんどくさいからまた今度、などなど、色々な言い分で洗濯を後回しにされてしまうことがあります。
とくに認知症を患っている方に多いかもしれませんが、洗濯をしない=服を着替えられていない可能性が高いということになってしまうため、洗濯ができているかどうか、は清潔保持の観点からしてみてもチェックしておきたいポイントです!
私の訪問している利用者様でも、なかなか洗濯ができない方がいらっしゃいます。その方々のほとんどが、普段から毎日着替えをする習慣がなくなってしまった方です。
入浴介助に入っていればその際に脱いだお洋服を洗濯することができるのですが...
そういった方の大半はお風呂に入る習慣も薄れてしまっています。入浴介助もできないとなると、洗濯するには着替えていただくしかありません。
しかし高齢者は寒がりな方も多いため、冬場にわざわざ服を脱いでいただいて洗濯をするというのは難しいのです(TT)
普段私たちは部屋着と外着を区別して寝るときにパジャマに着替えるという習慣があると思います。しかし、段々と外出の機会が少なくなることでその区別がなくなり、1日中ずっと同じ服を着るようになってしまいます。お風呂も同様に出かけないので汚れないからまぁいいか、ということをしているうちに習慣がなくなっていってしまいます。
外出の機会が減るというところから筋力や体力の低下だけでなく生活全般に広く影響がでてくることがあります。たとえ、近くの散歩でもちょっとコンビニに買い物でもいいと思うので毎日ではなくても外出の機会を作ることはとても大切なことだと思います。
更にはずっと同じ洋服を着たままだと昼夜の区別がつかなくなってしまったり、臭いが出てきたりひどい場合には皮膚炎になってしまったりと、良いことなんて一つもありません!
もちろん、利用者様にも時間をかけて丁寧に説明させていただいています。
それでも拒否がある場合には、天気の良い日に実際に外を見てもらい「洗濯日和ですねー!」と一緒に洗濯をするように促したり、一旦違う話をしてタイミングを見てからもう一度洗濯をするようにお声かけをしたりしています。
同じ方法でいつもうまくいくとは限らないので、本当に無理な時にはご本人の意思を尊重することも大切ですね。T_T
あまり無理強いすると関係性が悪くなってしまうので、命に関わることでなければ諦めて次回の対策を練ることも大切です!
そんな時には上司や他職種の方々に相談して、さまざまな方面からアドバイスしてもらうようにしています。
私は常にアドバイスばかり求めている気がしますが、色々な意見を取り入れながら、支援を行っていけたら良いなと 思っています☆
では、次回のヘルパーベリーちゃん介護奮闘記☆もお楽しみに!!