2023-05-15(月)
ヘルパーベリーちゃんのお仕事☆奮闘記!Vol.114 認知症の進行
先日利用者様宅で今年初のGを発見してしまいました!
Gを見ると夏の訪れを感じますね♡笑
さて今回は、認知症の進行についてお話ししていきたいと思います。
認知症の進行により、どのような症状がでてきてしまうのかは人それぞれです。私が訪問している利用者様は、入った当初から比べるとかなり進行してしまったなあと感じることが増えました。
初めはご自身が認知症と診断されたこともわかっていましたし、1人で買い物に行ったりトイレに行ったりすることもできる方でした。
最近は迷子になってしまう、リハビリパンツや衣類を何枚もつけてゴミ箱に捨てられない、他にも脱いだ服をゴミ箱に入れたり、スリッパのまま外に出てしまったり
生活全般において誰かが近くにいなければ暮らしていけないほどに進行してしまいました。近くにご家族が暮らしているので、自宅での生活をギリギリ維持することができている状況です。
本人は自分はまだまだしっかりしている!と思っているので、デイサービスへの拒否も強く行くことができません。
認知症が進行して自宅での生活が困難となってしまった場合、施設入所が検討されますが、それは本人の意思だけでなくご家族の思いなどさまざまな葛藤があると思います。
認知症の方の意思をどこまで尊重するのかは難しいことですが、命に関わるような問題が増えてきてしまうと自宅で生活するのは危険です。
その方の情報をご家族や他職種と連携して1番良い方法を考えていかなければなりませんが、それは本人が納得できることばかりではないと思います。
認知症は人によってさまざまな症状が出てきてしまう分、何が正解なのかも人によって違ってきますし、進行するにつれて必要な支援内容も変わってきます。
認知症が進行していて日常生活に支障が出ていると判断できるのは、私たちヘルパーや近くに住むご家族の方だと思います。常に利用者様の状況を共有しながら支援を行っていきたいと思います。
それでは、次回のヘルパーベリーちゃんのお仕事☆奮闘記もお楽しみに!