2023-08-29(火)
ヘルパーベリーちゃんのお仕事☆奮闘記!Vol.125 症状の伝え方
今年の残暑は10月まで続くとTVでやっていますが、だんだん春や秋が短くなって、過ごしやすい季節が少なくなってきてしまってきたように思います(TT)
夏は好きですが、当然雨が降ったり雷が鳴ったりするのは自転車移動の私たちにとってはとても辛いです(TT)
さて今回は、症状の伝え方についてお話ししておきたいと思います!
ほとんどの利用者様は、身体的な不調を何かしら抱えていらっしゃることが多いように感じます。腰が痛い、足が痛いなど、本当に色々な悩みを抱えていて、その症状を相談されることも少なくありません。
そしてその症状は利用者様自身が感じていることなので、なかなか伝わりにくいことがあります。
たとえばめまいを訴えられている方がいらっしゃるのですが、めまいと聞くと私ならクラクラしたり、目が回ることをめまいと表現します。でもその方の感じているめまいは私とは違う感覚で、足のふらつき、頭がぼーっとするなどの症状があるようです。
他にもよく聞きかれるのが「怠い」と言った症状です。
やる気が起きないと言った精神的な症状を表しているのか、体が思うように動かない、重いなどの身体的な症状を表しているのか利用者様の話をしっかりかなければ分かりません。
一人一人によって表現の仕方や感じ方が違うのは当たり前です。
心身の不調に敏感な方、鈍感な方などさまざまな利用者様がいらっしゃいます。
だからこそ、利用者様の訴えられる身体的な症状を自分の感覚で置き換えてしまうことはとても危険なことだと思います。
いつからどこがどのように調子が悪いのかなど具体的なことを聞かなければ、その情報を正確に共有したり対処したりすることはできません。
猛暑や気圧の変動も激しいこの時期、体調不良を訴えられる方はとても多いです。体調不良の背景に大きな病気が隠されている可能性もあります。そのため利用者様の訴えにはしっかりと耳を傾けながら、その方の感じている身体の症状は正確に理解しておかなければならないと感じています。
では、次回のヘルパーベリーちゃん介護奮闘記☆もお楽しみに!