2024-01-19(金)
ヘルパーベリーちゃんのお仕事☆奮闘記!Vol.137 甘えなのか?体調変化なのか?
先日、東京でも初雪が観測されました。
たまの雪は綺麗だなあと感じますが、とにかく毎日寒いですね(TT)
しっかりと防寒対策をしながら支援を行って行きたいと思っています。
さて今回は、甘えてしまう利用者様についてお話ししていきたいと思います。
私たちは基本的に利用者様のできないところをお手伝いさせていただいているわけですが、できることにも関わらず、ヘルパーがやってくれたほうが楽だからという理由で何でもかんでもお願いされてしまうことがあります。
自立支援の観点からしてみてもこれは非常〜に残念なことです。
例えば手を伸ばせば取れるすぐ近くのリモコンをとって欲しいとお願いされたり、自分で起き上がる力があるにも関わらずベットから起こして欲しいとお願いしてきたり...
その利用者様がどこまでできるのか私たちも把握しているつもりではありますが、その日の体の調子によってはいつもできることが辛くなってしまう、できなくなってしまうこともあるかもしれません。
高齢ということもあり、日に日に体力も筋力も衰えてきてしまうのは仕方のないことです。そのため、それを甘えと捉えるのか体の調子が悪いからなのか見極めるのは非常に難しいところでもあります。
それでもなるべく自分自身の力でできることはやっていただかなければ、在宅での暮らしが厳しくなってしまいます。
本当にできないのか甘えてしまっているだけなのか見極めるためには、支援の都度利用者様を観察したり、どこまで自分で頑張ろうとしているのか、頑張る気があるのかなど様子を見ておくことも大切です。
みていると、ヘルパーが遠くにいるときにはひとりでやっていたことをヘルパーが近くに来た途端にお願いしてきたりすることがあります。そうすると本当はできるんだなと判断することができたりします。
ただ、「頑張ればできる」ことをヘルパーがいるときくらいは頑張りたくないというお気持ちもわかります。かといって、なんでもかんでもやってしまうと「頑張ればできる」ことが「頑張ってもできない」ことになりかねません。
なぜ自立支援が大切なのか、どうしてできることは自分でやらなければならないのかを利用者様にしっかり説明をして、理解してもらうのも私たちの役割だと思います。
頼まれたことを全てやってしまうのではなく、利用者様がどこまでできるのかを把握した上で自立支援を行っていきたいと思っています。
では、次回のヘルパーベリーちゃん介護奮闘記⭐︎もお楽しみに!