2024-11-29(金)
ヘルパーベリーちゃんのお仕事☆奮闘記!Vol.164 退院後の変化
急な気温の低下もあり、体調を崩されている方がとても多いように思います。
高齢者にとって寒さの厳しい冬は大敵です。自分自身も冬の健康管理をしっかりとしつつ、支援を行っていきたいと思います。
さて今回は、退院後の変化についてお話ししていきたいと思います。
最近は転倒や体調不良などさまざなま理由で入院されている方が本当に多い気がします。高齢者の場合は一度入院すると体力や筋力がかなり低下してしまいます。
そのためすぐに家に帰らずに、リハビリができる病院に転院してしっかりとリハビリを行ってから帰宅される方も多いと思います。
先日1週間程度の入院を終えて帰宅された利用者様がいたのですが、その1週間でかなり痩せてしまい、自立歩行だったのに杖を使用しなければ歩けなくなり、認知力もかなり低下してしまいました。
朝食を食べたのにもかかわらず食べていないと言って2回目の朝食を召し上がっていたり、曜日を何度も尋ねられたり、冷蔵庫を何度も開け閉めしていたりと、今まででは考えられない言動、行動が見られるようになりました。
たった1週間の入院が、高齢者にとってはその後の生活を大きく変えてしまうこともあり得るのですね。
高齢になると病気や転倒により入院を避けられないこともあります。
ですが、普段の生活習慣や環境を見直し入院になってしまうような機会を減らすことができたら、今の生活を少しでも長く維持できるのではないかと思います。
転倒する危険がないか、病気の兆候はないかなど普段の利用者様の安全を守っていくことは大切だと改めて感じました。
では、次回のヘルパーベリーちゃん介護奮闘記⭐︎もお楽しみに!