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2025-08-15(金)
ヘルパーベリーちゃんのお仕事☆奮闘記!Vol.185 利用者さんの急変!
今回は、利用者様が救急搬送された事例についてお話ししていきたいと思います。
先日利用者様宅にお伺いしようとして何度もインターホンをおしたのですが、いつまで経っても出てこなかったので、裏に回って窓を叩いてみることに。この方はインターホンが聞こえていても反応がないことが多く、誰かわからないから居留守使っちゃった⭐︎なんて言われたこともありますし、認知症ということもあるのでその時点では中で倒れているかも?などと疑うことはありませんでした。
窓から中の様子を見てみると、下着やズボンをはいていない利用者様が椅子に座っているのが見えたので、玄関を開けてと大きな声で伝えました。しかし私の声に反応してうなづいているにも関わらず、一言も言葉を返してくれません。椅子から立ち上がろうとする様子もないので、これはちょっとおかしいと思いながら、事務所に電話を入れつつ空いている窓を探して入室。
そこで利用者様に話しかけるも、呂律が回らず喋ることができず立つこともできなかったため、すぐに救急車を呼びました。
その間に洋服を着たり貴重品やお薬手帳を用意したりなど、救急隊の方にスムーズに利用者様の情報をはなすことができるよう色々と動いていましたが、利用者様が急変してしまう可能性もあるため目を離すことはできません。
その後救急隊の方々が到着し、経過や普段の様子をできる限りお伝えし、無事搬送が完了。
後日、ケアマネさんから脳梗塞だったけれど命は助かりましとの連絡をいただき、胸をなでおろしました。
現場での小さな違和感と行動が命を守るきっかけになることもあるので、普段から利用者様を観察しておくということはとても大切なことですね。
利用者様の様子がいつもと違っていたら焦らずに状況を判断し、必要であればいち早く医療機関に繋げることが私たちの役割だと思います。
これからも利用者様の暮らしと命を守るため、アンテナ全開で走り回りたいと感じました!
それでは次回のヘルパーベリーちゃんお仕事奮闘記もお楽しみに!