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2025-12-09(火)

ヘルパーベリーちゃんのお仕事☆奮闘記!Vol.193 頼ることが苦手な利用者様

いよいよ今年も残すところあと1ヶ月となりました。年末は何かと忙しく体調管理も大変ですが、生活習慣を整えながら年の瀬も乗り切っていきたいと思っています!



さて今回は、頼ることが苦手な利用者様についてお話ししていきたいと思います。
先日私の訪問している利用者様が骨折をしてしまいました。
今まではお掃除だけでしたが、お着替えや服薬のお手伝い、洗濯などもご自身ですることが難しいので、動けるようになるまで少しの間支援を増やすことに。


しかしその利用者様はなるべくできることは自分でやりたい、と言う思いが強い方なので、毎日ヘルパーに来てもらうということには少し抵抗があったようです。

また骨折が治るまで、痛みがなくなるまでの期間でも、人に頼りすぎてこのまま動けなくなってしまったらという思いも強かったようです。痛みを堪えながらご自身で 動いてしまうこともたびたびありました。


今まで家のことを全てやって来ていた女性の方は、自分なりのやり方もありますし本当は誰かにやって欲しくない、という考えの方も少なくありません。またその方は長女だったこともあり、なかなか人に頼るのに慣れていない、甘えられないのよねと話してくれました。
そんなお話を聞きながら、「頼ること=できなくなること」だと感じてしまう方は、とても多いのだと改めて感じました。



長い間ご自身やご家族のために動き続けてきた方ほど、「まだ大丈夫」「迷惑はかけられない」という思いが強く、無理をしてしまうことがあります。
ですが今は“できない”のではなく、回復するために少しお休みをする時期だということを利用者様にもお伝えしました。人の手を借りることは、これからも自立した生活を続けるための大切な時間でもあります。
私たちヘルパーは、その方が「できること」を大切にしながら自立支援を行っています。頼ることが苦手でも、その方のペースを大切にしながら、気持ちに寄り添いながら、必要な時に頼りにしてもらえるような存在でありたいと感じました。