2018-08-07(火)
生きがいインタビュー第2弾③
生きがいなんてないと仰る房枝さんですが、少し視点を変えて房枝さんの楽しみは何ですかとお尋ねしてみました。
「これといって楽しみというほどのことでもないですけど息子に料理を作ったりしますね。」
房枝さんは殆ど見えない状態でも包丁を使って野菜を切ったりお料理をすることが出来ます。ご自宅での一人暮らしを始めた直後は危ないと周囲は止めましたが今ではみんな房枝さんは出来るねと太鼓判を押すほど。元々料理が得意だった房枝さんの手料理は息子さんもとても楽しみにしているそうです。
「目が見えなくなった時は死にたくなったりもしましたけどやはり息子や周りの人の支えがあったので生きようと思えたんです。」
房枝さんを前向きな気持ちにさせてくれているのはやはり大切なご家族の存在。お1人暮らしであってもご家族との交流を持ち続けることでそれが生きがいになっているのではと感じました。
とても貴重なお話を有難うございました。