2019-02-18(月)
注意喚起!詐欺にご注意ください
このはがきは先週ご利用者様のお宅に実際届いた詐欺のはがきです。
「総合消費料金未納分訴訟最終通知書」というタイトルですが、総合消費料金とは何の料金なのかさっぱり分かりませんね。ですが、「訴訟」や「最終通知」といった文言を見るとなんだか差し迫った感じに受け取れて焦ってしまいます。
内容をよく読むと連絡がない場合裁判になって給料や財産の差し押さえが発生する可能性があると怖いことが書いてあります。
いったい誰から裁判を起こされるのか不明ですが「裁判への出廷」や「財産の差し押さえ」といった文言がまた焦りを掻き立てます。
こうしたはがきはそういった言葉を並べることでよく考えさせずにまずは連絡をしておこうという気持ちにさせることが狙いです。
冷静に考えれば一体何の料金なのか、誰から裁判を起こされるのか、具体的なことは何も書かれておらずあやしいはがきであることは分かりますが、1人暮らしの高齢者の方など身近に相談できる人がいないとこうした疑問を相手に連絡して聞いてみようという気持ちになってしまうものです。
今回は幸いにもご本人の目に触れる前にご家族様が見つけて下さったので事なきを得ました。私たちもお1人暮らしの方に限らず、ご利用者様、ご家族様と密にコミュニケーションを図り、こういったはがきが届いた時にヘルパーさんに相談してみようと思ってもらえるような存在になって詐欺の被害を未然に防げるようにしていきたいと思います。
みなさまも、どうぞご注意ください。1人で解決しようとせず必ず相手ではなく、信頼できる人に相談してみてくださいね。