2019-04-04(木)
防災について見直そう 地域編
桜も満開を迎え、いよいよ春らしくなってきました。新年度のスタートで変化のときでもありますね。
さて、先月からご紹介している防災について今月は国分寺市で行っている取り組みについてご紹介したいと思います。
国分寺市では「避難行動要支援者支援マニュアル」というものを作成しています。これは災害が発生した時に1人では避難が難しい方々に対し、どのように対応するかというマニュアルでもあり、支援が必要な方とそのご家族が日頃からどんな準備をしておけばよいかなどをまとめたものです。
市のホームページからこのマニュアルを読んだりダウンロードしたりすることが可能です。今回はこのマニュアルから国分寺市が行っている避難行動要支援者に対する支援方法についてご紹介いたします。
避難行動要支援者とは
災害が発生した時に自力、またはご家族の介助だけでは避難することが難しく、避難時に支援を必要とする方のことです。これにはいくつかの要件があります。
・介護認定で要介護4又は5の方
・身体障碍者手帳1級、または2級の交付を受けている方
※内部障害については呼吸障害の方のみ
・愛の手帳1又は2度の交付を受けている方
・精神障害者保健福祉手帳1級の交付を受けている方
いずれかの要件に当てはまる方を「避難行動要支援者」とみなして市の名簿に自動的に登録されます。
因みに、この要件に当てはまらない人でも市に申請を出すことで避難行動要支援者に登録してもらうことが出来ます。
では次回は具体的な支援方法についてご紹介したいと思います。