トピックス | 東京都国分寺市の訪問介護【訪問介護本舗　さつき】

2019-06-06（木）

生きがいインタビュー第8弾②

前回のトピックスの続きです。

音楽の先生で作曲活動もされている山崎さんですが、今も作曲活動を行いながら日々歩数計を使って1日2000歩を目指して歩くリハビリもされています。
そんな前向きな山崎さんに今後の目標をお尋ねしました。

Q:今後の生活における目標は何ですか?
A:今の生活を続けていきたいですね。去年は演奏会に行けませんでしたが今年はできれば練習だけでも見に行きたいですね。
昨年は入院などもあり演奏会には参加できなかったそうです。なので今年は見に行けるよう体力をつけるためにも毎日のリハビリを頑張っていらっしゃいます。
「本当は妻を家でみてあげたいんだけど、やっぱりね、今は自分のことだけで精いっぱいで。」
実は、元々は奥様とお二人暮らしで奥さまの介護もされていらっしゃいました。ですが、ご本人の入院をきっかけに奥さまもご入院されました。そして1人での生活なら何とかなるというところまで回復したものの、ご家族の介護までとなると難しいという状況にあります。
お二人の娘様もご両親が入院されているときは双方の病院に行き来してサポートされていました。住み慣れたお家で夫婦そろって支え合えれば一番理想的ですが、そうすることで夫婦、家族、みんなが共倒れとなってしまう事もあります。家族みんなが無理なく毎日の生活を送れるようにすることを一番に考えるということはとても大切なことではないかと思います。
私たちも長く今の生活を山崎さんが続けられるよう、支援していきたいと思います。

因みに、今回のお写真の後ろに写っているのは美術の先生をされている長女さんが書いた作品です。
これでは全体が写ってないので分かりづらいのですが、すごく大きな絵なんです。
お父様は音楽の才能、娘様は絵の才能、芸術肌一家ですよね。すごいです!