2020-12-08(火)
ヘルパーベリーちゃんのお仕事☆奮闘記!vol.6 利用者様が感じている羞恥心とは
訪問介護のお仕事をさせていただいてから、3ヶ月が経ちました。
たくさんの利用者様と出会いまだまだ学ぶことも多いですが、やっぱり介護のお仕事は楽しいです♪
これもひとえに働きやすい職場環境を作ってくださっている社長さんご夫婦のおかげです!!
(2回目になりますが、決して忖度ではありません(笑))
さて今回は利用者様が感じている羞恥心、利用者様の尊厳について、支援をしている中で私が感じたことを書いていきたいと思います!
私たちは着替えを手伝わせてもらったり、リハビリパンツを変えたり陰部洗浄をさせていただくことがあります。もちろん男女問わず支援させていただくので、同性の方とは限りません。
リハビリパンツを変えるときや陰部洗浄をするとき、私は少し申し訳ない気持ちになってしまいます。口には出さなくても、恥ずかしいと感じてしまう利用者様も多くいるからです。
「デイサービスのお風呂は男性が洗ってくれるの。初めはびっくりしちゃったし少し嫌だったけど、もう恥ずかしいって思わないことにしたわ…。」
これは私が支援させていただいている女性の利用者様が仰っていた言葉です。
確かにそうですよね。
全く知らない人や異性の介護士にいきなり体を見られてしまうわけですから、不安や恥ずかしさを感じないわけがありません。
私も専門学校の授業でリハビリパンツを変えてもらう利用者様の役をしたことがあります。実習なのでズボンの上にリハビリパンツをはくのですが、それでも変えてもらうのは結構恥ずかしいんですよね。
(ちなみに旦那に羞恥心を感じるか聞いたところ、「俺なら若い女の子がいいなあ…」と一言。完全に聞く相手を間違えました。(笑))
旦那とは違いほとんどの利用者様は、そういった支援に対して少なからず羞恥心や不安を抱えているはずです。このような思いを少しでも軽減するためには、素早くスムーズに支援をすることが大切になってきます。
例えば利用者様の体の状態によって、あるいは、家にある道具によって、リハビリパンツの交換や陰部洗浄、着替えのやり方はそれぞれ違います。スムーズに行うために手順を確認しておくこと、あらかじめ必要なものを手元に用意しておくことも必要不可欠です。
もちろん技術も必要ですが、利用者様の状態を知る、ということもとても大切なことだと思います。どこまで体を動かすことができるのか、何は自分で出来るのか、利用者様の情報を知っておかなければ、スムーズに介助することは出来ません。
また恥ずかしい、不安という思いを少しでも和らげてもらうために、支援をしている間も私はいろいろな話をして気を紛らわしてもらうことも心がけています。 色々なお話をしながら互いの事を知り、信頼関係を築くこともとても大切なことですよね。
「この人にやってもらえたら安心」
と思ってもらえるようなヘルパーにならなければ…!
なんてことを思いながら、日々支援をさせていただいています。
お着替えやリハビリパンツの交換、陰部洗浄や入浴介助などでは、初めのうちはどうしても利用者様に不安を感じさせてしまうことがあるかもしれません。
しかしだからと言って、私たち訪問ヘルパーが利用者様の尊厳を傷つけるようなことは絶対にあってはならないことです。尊厳を傷つけてくるような相手には心を開くことは出来ませんし、ましてやそんなヘルパーと良い信頼関係を築くなんてできるはずがないですよね。
利用者様の「自尊心や尊厳を守ること」は、良好な関係を築くだけでなくその先のより良い支援に繋がっていくと私は思っています。
利用者様と信頼関係を作りながら経験を重ね、
「何でも安心して任せられるヘルパーベリーちゃん」
になれるようこれからも精進していきますね!
では、次回のヘルパーベリーちゃんの介護奮闘記☆もお楽しみに♪