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2025-05-17(土)
笑顔の花が咲いた日 〜小さなことからの積み重ね〜
こんにちは!
今日は、私たちが日々の介護の中で出会った、心温まるエピソードをご紹介したいと思います。
初めて訪問したあるご高齢の女性ご利用者さま。
初めて訪問させていただいたとき、表情はなく、反応も少なく、体を動かすことも困難な状態でした。
「この方にどう関わるのが良いのか」――正直、現場でも不安の声があがっていました。
でも、私たちは小さなことの積み重ねを大切にしてきました。
毎日の声かけ、手を取るタイミング、笑顔でのあいさつ。
その一つひとつが、ご利用者さまの心に届いていたのだと思います。
変化は、ある日突然に
少しずつ表情が出てきて、アイコンタクトが増えて…
最近では、訪問するとなんと
「おはよう!久しぶりね!」
と明るい声と笑顔で迎えてくださるようになったのです!
さらには、ご自身でポータブルトイレを指差して「これにしたい」と意思表示され、今では一部介助での移動も可能に。
本当に、驚くほどのご回復です。
~ご家族からのうれしい言葉~
この変化に一番驚かれたのは、ご家族でした。
特に息子様は、私たちにこんな言葉をかけてくださいました。
「最初は、もう笑うことはないのかもと思っていたんです。本当にありがとうございます。あんな母の笑顔を見るのは久しぶりで…、家の中が明るくなりました。」
スタッフ一同、この言葉に思わず胸が熱くなりました。
【現場ヘルパーの声】
- 担当ヘルパー Yさん
「最初は、どう関わっていけばいいのか正直不安でした。でも、毎回"今日もよろしくお願いしますね"って気持ちで接していたら、少しずつ目が合うようになって…。"おはよう!"の一言を聞いたときは、涙が出そうでした。」
「ほんの小さなリアクションでも、それがすごくうれしくて。人の力ってすごいなって思いました。これからも寄り添う介護を大切にしたいです。」
これからも、ご利用者さま一人ひとりの「できる力」を信じ、
その方らしい毎日をサポートしてまいります。