2017-04-12(水)
長文の続きです。★最後です
私に何かさせたかったら、ひとつずつ、させてください。短い言葉で「ごはんよ」とやさしくいうだけでいいのです。私に何か話しかけようと思ったら、私を見て、私のからだに触れながら、微笑みながら話してくださいね。私が痴呆性老人になった時、私はやさしい人に囲まれて、残りの人生をごく自然に過ごしたいと思っています。ですから、たとえアリババと四十人の海賊の中でも、一番やさしそうな人のそばにいたいのです。どうか、私を介護してくれるあなたが、「ボケた心」を理解しているやさしい人であることを願っています。